日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2023年2月15日あがり症を克服するには実践あるのみ!

★実行なき知識はゼロ


これは日本話し方センターが開催するセミナーで受講生に繰り返し伝えている言葉です。どんなに素晴らしい知識を学んでもそれを自分の行動に表さなければ価値はない、という考え方です。私たちはこの言葉は、特にあがり症を克服したり話し方を上達させたりする上で、とても大切なものだと思っています。




★話し方は本を読んだだけでは上達しない


あがり症で人前に出ると話せない、雑談が苦手、という人の多くはその解決策を書籍に求めます。ベストセラーとなっている『人は話し方が9割』に代表されるような、話し方に関する本はちまたにあふれています。そうした本を数冊読んだという方も少なくないでしょう。しかし、残念ながら話し方は本を読んだだけではうまくなりません。
このことについては過去にtwitterにも投稿しています。






★話し方は『知識』ではなく『スキル』


それは、話し方は知識ではなくスキルだからです。大学受験までの勉強や資格試験は知識勝負ですから、本を読んでその内容を覚えることはとても有効です。しかし、話し方は知識を覚えるだけでなく、それを使いこなせるようにならねばなりません。そのためにはどうしてもトレーニングが必要なのです。自転車に乗れるようになるために本を読む人はほとんどいないでしょう。時には転びながら自転車に乗るトレーニングをして乗れるようになったはずです。そして一度乗れるようになると、トレーニングせずに簡単に乗れるようになります。話し方もこれと同じです。自分でやらないと身につかないのです。
しかし実際には、本を読んでそこに書いてあることを実行しようとする人は極わずかです。よほど強い意志がない限り、または誰かに強制されない限り、中々やろうとしないでしょう。まして、やり続けることは至難の業です。
まさに「実行なき知識はゼロ」なのです。



★ベーシックコースは学びを実践できる場


一方、ベーシックコースの受講生は教室で学んだことを毎回の実習で実践します。だから、やればやるだけその努力は自身のスキルとなって定着していきます。このことをある受講生が成果発表スピーチで話していますので、その内容をご紹介します。


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私はあがり症です。家族や友人・同僚とは、普通に話せるのに、初対面の人とはうまく話せません。大勢の前でも同じです。何を伝えたいのか自分でも分からなくなり、落ち込むばかりでした。会社では会議やプレゼンで発表したり発言したりする機会が増えてきています。でも、どうしてもうまく話せません。このままじゃ情けない・・・


そうだ、話し方を習おう!と、受講を決めました。通いだしてみると、ほかの受講生も同じような悩みを持っていることが分かり、仲間意識が生まれ安心しました。講義では、『劣等感を捨てよう。他人とは比較しない。自分の実力でいい。人間は時間とともに成長する。比較するなら自分の過去と比較して自分を褒める!自意識過剰にならない!』と学びました。「そうだ、私は劣等感が強すぎたんだ!」他人とばかり比較する癖があり、人よりしっかりしたことを言わなきゃ、失敗したら恥ずかしい、という不安と自意識過剰が重なってあがることが多いのだ、と分かりました。それから教室での毎回のスピーチでは恐怖心が回数を重ねるたびに減っていき、いい緊張感の中、度胸がついてきました。


先日、会社のプレゼンがありました。なんと、あがりを抑えてしっかり内容を伝えることができたのです。こんなに自分が変わるなんて思ってもみませんでした。先生が言われたとおり、努力すればきちんとした話し方が身につくことを実感できました。今後も、学んだことを積極的に実践していきます。
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※ この成果発表スピーチはこちら → こんなに自分が変われるなんて!


いかがでしょうか?
成果は行動からしか生まれません。『話が苦手』という方はぜひ行動を起こしましょう!



★コースに通ってトレーニングを積みませんか?


日本話し方センターのベーシックコース2日間集中コースで知識を学び、トレーニングを積まれたほとんどの方が、上で紹介した受講生と同じような成功を体験されています。課題に積極的に取り組んでいただければ必ず話し方は上達します。ぜひ受講をご検討ください!

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